毛深い原因は生活習慣にあり

遺伝はやむなしだけど、生活環境は変えられる

体毛の濃さは祖父母からの隔世遺伝の説もあり、多くは生まれながらの体質で決まります。

とは言え、体毛とホルモンの関係は明らかになってきていて、髪は女性ホルモンが優位だと成長しやすく、体毛は男性ホルモンが優位だと濃くなります。男性で薄毛の悩みが深い方は、ホルモン治療を行って効果を実感したという話はよく耳にしています。

人のホルモンバランスは常に一定ではなく、環境の変化や時間によっても変わります。精神面での影響も受けますし、食事、ストレス、睡眠などにも左右されます。女性でも体毛を濃くするといわれている男性ホルモンを、男性でも髪を濃くするといわれている女性ホルモンを持っています。生活環境を整えることで、男性ホルモンの分泌を抑え毛深い悩みにも貢献させたいものです。

もし、当サイトをに従って生活環境を整えて期待通りの抑毛作用が得られなくても、ホルモンバランスの乱れは美容にも悪影響を及ぼします。女性の美しさと女性ホルモンの量は、比例していますので、努力は無駄にならないと思います。

女性ホルモンを意識して、目指すは抑毛作用と美容のダブルでしょうかね。

睡眠中の女性の前に目覚まし時計

脱毛ケアだけに頼らない肌に優しいムダ毛処理

即効で脱毛が可能な脱毛グッズが増えましたが、繰り返すごとに皮膚や毛穴に負担がかかり、逆に色素沈着などのトラブルの元になってしまいます。

中・長期的に効果が期待できる、脱毛エステや医療脱毛に行うとしても、生活習慣がしっかりしていると肌の抵抗力が維持され肌ダメージも減るはずですし、施術回数の減少への期待もあり得ます。

ホルモンの分泌を促すのは脳ですし、ホルモンの原料は食べ物です。脳にストレスや疲労が溜まれば分泌の指令は上手くいかなくなりますし、偏った食生活を続ければ必要なホルモンが作れなくなります。ストレスと偏食は1番の敵です。

男性ホルモンが優位になってしまう生活環境

毛深い理由の一つに、男性ホルモンのテストステロンの増加があります。男性の方が女性より、賭けごとが好きだったり、喧嘩っ早かったり、縄張り意識が高かったり、性衝動が高めなのは、テストステロンの影響と言われています。

テストステロンは悪い面ばかりではありません。会社ではテストステロンの分泌が多い男性は、協調性が高く、チャレンジする意欲やリーダシップ的な行動をとりやすいと言われています。テストステロンは、男性らしさの象徴でありサプリメントで増やす男性もおります。

このテストステロンは、女性も男性より1/10ぐらいではあるものの、分泌されています。
女性の健康面にも貢献していて、筋肉や骨の量を保ったり、内臓脂肪が溜まりにくく、糖尿病や高血圧、心筋梗塞などの予防にも働いています。テストステロンが少ないと、うつになりやすくなります。
ただし、このテストステロンは残念なことに体毛を増やし、筋肉が付きやすくもするのです。

男性と肩を並べて仕事をする女性のストレスは大きく、女性ホルモンの分泌が減り、ホルモンバランスが崩れます。この時、女性でも僅かに分泌されている、テストステロンが増えてムダ毛が濃くなるのです。

オシャレなオフィスで打ち合わせに参加している女性たち

ホルモンバランスと関係している事象を詳細します。

ストレスを溜めない

仕事のストレスを抱えたままでいると、感情が高ぶり攻撃的なテストステロンが優位になります。女性なのにあごニキビができたり、濃いあご髭が生えてしまったり、イライラしがち、声が大きくなったり攻撃的になるのはホルモンも関係しているようです。

テストステロンが増える瞬間に、達成感を強く感じり、褒められた時もあります。職場で能力を発揮し続けたい女性なら、テストステロンの増加は歓迎しているかもしれません。

良質な睡眠

1日の疲れやストレスを発散させながら、良質な睡眠をとるようにします。

睡眠不足は、女性ホルモンの分泌を妨げます。女性ホルモンが減れば、美肌成分と言われるコラーゲンやヒヤルロン酸などの生成も減少して、皮膚も乾燥しがちです。乾燥した皮膚は外部の刺激にダメージを受けやすくなるために、それを防御するためにムダ毛が濃くなるという説もあります。もともと体毛は寒さを防いだり、外部の刺激から守るために生えていたのですから、この説も無視できません。

良質な睡眠をとるためには、睡眠時間3時間前にリラックス効果の高い入浴タイムを心がけます。バスタブに浸かって、1日の疲れを癒します。入浴剤や、香りのよいボディーローションの活用もアリです。

入浴後は、お気に入りの音楽を聞いたり、ラベンダーなどの香りを楽しむと、深い睡眠を手に入れる事ができます。寝る1時間前はパソコンやスマホを見るのは、NGですよ。

無理なダイエットはしない

無理なダイエットは、肌荒れや便秘の元となるだけでなく、無月経にしたり女性ホルモンを減らします。

女性ホルモンの材料の一つはコレステロールですが、真っ先に女性が制限する食べ物の一つです。女性ホルモンといえば、豆乳や豆腐などに含まれるイソフラボンと頭に浮かびますが、プラスコレステロールも必要です。

脂肪やコレステロールをダイエットで過度に減らすと、卵巣機能が低下して女性ホルモンが作られにくくなります。

カロリーを減らすのではなく、有酸素運動を適度に取り入れ身体を絞っていくというのが、最近のダイエット方法のようです。

ホルモンに関係する食べ物

女性ホルモンと関係している食べ物、男性ホルモンと関係している食べ物がありますが、大事なことは、良いと聞いたからとそればかりを食べ続けるということではありません。必要な栄養をまんべんなく、適量食べることが大切です。

オムロンのサイトに、バランスよくとりた8つの食品群が紹介されていました。今更ですが、項目のみ抜粋します。

  • 肉、魚、乳製品、卵
  • 大豆食品
  • 青魚
  • 野菜
  • 海藻類
  • キノコ類
  • いも類
  • ゴマ、ナッツ類
女性ホルモンと関係している食べ物

女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを含む食品、豆腐、納豆、豆乳。
女性ホルモンを元気にする、ビタミンEを含む、アーモンド、モロヘイヤ、かぼちゃ。
女性ホルモンの代謝に必要なビタミンB6を含む、マグロの赤身。
女性ホルモンの材料であるコレステロールを含む、卵。

などが、女性ホルモンを増やしてくれます。

男性ホルモンと関係している食べ物

肉などの動物性たんぱく質は、男性ホルモンの分泌を促します。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツは、女性ホルモンを減らし、男性ホルモンの生成を促すともいわれています。多食は禁物です。

体の中にある男性ホルモンの働きを強めるのは、長ネギ、ニンニク、にらに含まれるアリシンです。

喫煙

煙草には女性ホルモンを分解し、男性ホルモンの割合を増やす作用があります。

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