小学校低学年の毛深い悩みは重大問題

どんな場面で毛深い悩みが生まれる?

小学校へ上がりお友達ができ、自分とお友達との違いに気が付き始めます。朝礼の時、背の順に縦に並ばされたり、横一列に並んだりするうちに子供同士で比べることを知るのです。

授業も一緒に受けますが、勉強やスポーツ、歌のうまさや絵のうまさなどの能力面や、家庭環境の豊かさへの比較は、高学年からの話で悩んでいません。背の高さ、肌の色、髪の長さなどが中心で、早熟な子供は体型の違いも悩み始めています。

毛深い悩みが生まれるのは、どんな時かを想像力を働かせて察知することで、子供が強いコンプレックスを持つ前に救いの手を差し出すことができます。

大勢の小学生が体操着を着て、校庭でラジオ体操をしているところ

プールサイドで

学校での毛深い悩みは、プールサイドに横一列に並ばされたときでしょう。体調管理面から、ずっとプールの中に入っているのを良しとしないために、休憩タイムが何度かあります。低学年にとってプールの外は退屈で、自分の足や腕に生えている毛が、友達にはないと見つけるのはすぐです。

また、体育の時、ショートパンツやブルマーを履いた時も、気が付きます。

といっても私は鈍い方でした。男子が脛の毛を丸めてアリンコと言いながら遊んでいるのを見て、自分も一緒と思い知ったのです。

例え子供のふっくらしたきれいな肌であっても、ムダ毛はやっぱりキレイではありません。

小学校低学年の頃は、自我も確立していませんね。帽子、体操着、上履き、絵具箱など、お揃いのものが多く、何でもみんなと一緒です。人と違うことはショックを受けるものの、これが「私の個性」なんて思える低学年生はいるはずはありません。

そんな時期に『人とは違う』。しかも、キレイじゃない方だと理解してしまったら、子供心は、どん底に傷つきます。

小学校低学年のいじめの原因は、集団の中で浮いてしまっているにもあると聞きました。みんなと違うことは同じ者同士が集まって、違うものを孤立させやすい環境ができやすいためです。子供の口は残酷で、毛深いことをからかう子もいるかもしれません。ますます傷は深まります。

おけいこ事で

豊かな家庭が増え、小さなうちからバレーやスケート、スイミングスクールに通っているお子さんもいるようです。おけいこ事を習わさせるお宅は、情操教育などへの意識が高いはずです。

親御さんは他のお宅のお子さんの身なりや性格を、自分の子供と比較しているはずです。親御さん同士の会話の中でも、『お宅のお子さんは、〇〇だからいい。』といった、長所を褒める言葉も頻繁に聞かれます。

小学校低学年では、親と一緒におけいこに通うので、こうした親同士の会話も子供はよく耳にします。親御さんの中には、ファッションやメイクがファッション雑誌から出てきたのかと思われるほどセンスの良い方もいます。

大人との触れ合いが増える中で子供は、気にしていなかった部分へ比較したり、オシャレの知識が増えていくのです。やがて、毛深いことはオシャレではないし、恥ずかしいことだと感じるようになっていくのです。

毛深いことに悩めばおけいこごとに集中できません。やる気もなくして、通いたくないと言い出すかもしれません。勿体ないことですね。

ムダ毛処理

小学生低学年の皮膚は、まだ成長しきれていません。ふっくらとしていて柔らかく、みずみずしいのは、ガードするバリア機能も弱いせいです。ムダ毛処理の対策は、幼児の毛深いに悩むママの対策に書いたとおりでよいでしょう。

キッズ脱毛を行っているサロンもありますが、やはりまだ早いですよね。

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